5cmの世界
「多きな待合室」の壁に生まれた小さな段差。
その差5cm。
この小さな段差のある壁は、構造上必然的に生まれる段差を有効的に活用できるよう高さを見直し設計したことで、1つの展示スペースが誕生しました。
現在は『5cm図書館』と名付け、数冊の本を置かせていただいてます。
どの本もそれぞれに美しさを持っています。
中に置かれた言葉や装丁はもちろんのこと、重みや厚み、紙の色や質感、インクの匂い、文字の色、大きさ、書体、行間ー。
本を構成するための一つ一つの要素の選択とデザインによって生まれる「一冊の本」という作品を味わうことができるのは、デジタルとは違う本ならではの魅力だと思います。
本が好きな方も、あまり読まないなーという方も、よかったらぜひお手に取って覗いてみてくださいね。
5cmというスペースで一体何ができるのか。
この『5cmの世界』を皆さんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。
日常の小さな出来事や近々の予約状況を綴っています あしたのみんかinstagram
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