エプロン考
「toiroさんのエプロンオーダー会」まであとわずかとなりました。
「エプロンなんて普段身につけないし…」という方に伝えたくて慌てて記事を書いています。
日常生活を送る中で、エプロンを付けるシーンとはいつだろうと考えます。
家事を始める時?いや料理を作る時でしょうか?
家事を始めるためにわざわざエプロンを付けるという行為がそもそも手間に感じる方も多いかもしれません。
私は日々の仕事でtoiroさんがデザインしてくれたエプロンを使っています。
そして感じるのです。
これは「働く服」なのだと。
働く私の相棒となって、仕事をする私を助けてくれています。
水仕事の場面では濡れた手をサッと拭けるし、おっちょこちょいで飛ばした薬剤も受け止めてくれるし、寒い時には暖かさをくれ、シンプルすぎる服装の時にはコーディネートの一部となってくれます。
長めに作ってもらった腰紐を前掛けのように前でキュッと結ぶとなぜか気合いまで入ります。
今となっては目を瞑っていても着けられます。
擦り切れや色褪せさえも愛しいと感じています。
なぜなのか。
やはりそれは私の仕事と私の好みに合わせて作ってくれた私だけの一着だからだと思うのです。
相談から仕立てまでを全てtoiroさん自身で行います。
制作にかけている期間もまた作品の価値です。
出来上がりまでの時間も楽しんでいただけたらと思っています。
尚、当日は「小さな美容室」も営業中です。
一人だけの静かな時間をお過ごしのお客さまがおります。
ここに来るみなさんにとって心地よい時間となってくださることが願いです。
撮影等はご遠慮いただいております。
記録より記憶に残る時間をお過ごしいただけたら何よりです。
そして大切に思う方にここでの時間をお話しいただけたらとても嬉しく思います。
ご来場心よりお待ちしています。