あしたのみんか

1周年

note date
2019.6.1
note index
コラム

「1さいの小さなおたんじょう会」無事に終えることができました。

たくさんのお客さまにご来場いただき、ありがとうございました。

 

当日はお天気も味方をしてくれたようで、この上ないおたんじょう会日和となりました。

久しぶりに縁側を解放し、中庭にテントを立て縁台を置いたら、田んぼから心地よい風が吹いてきて、なぜかとても懐かしさが湧いてきました。

ご来場された皆さんが各々に楽しそうに過ごされているのをこっそり見ていまいした。

小さな子たちの笑い声や、周辺を気持ちよさそうに散歩しているお客さまの姿もありました。

その光景のどれもが本当に嬉しく、夢のようでした。

かつて自分ひとり、行き場がないと感じてはここに来て泣いていました。

ずっとそういう場所でした。

 

本当は「おたんじょう会」のレポートを書こうと思っていたのですが、ここ連日たくさんの方からお祝いのお手紙やおハガキ、メールが届きます。

その一つ一つを読んでいると、なんだかたまらない気持ちになってしまい、こんな内容になってしまいました。

ひとりで事業を始めるようになって1年。

常に人と関わり合い仕事をしていた以前とは違い、自分自身と向き合うことが多くなりました。

日々感じるのは自身の弱さや刺々しさ、陰気さばかりです。

技術的にもやればやるほどに難しさを感じ、途方に暮れる時があります。

この1年新たに繋がったご縁もあれば、正直その反対もありました。

ひとりでやるということは、その全ての責任の所在は自分自身にあるのだということだと、今更ながら感じています。

 

たくさんの温かいメッセージをありがとうございました。

一つ一つ大切に読ませていただき、これからの励みとなりました。

言葉を伝えるのが苦手で、一つ一つお返事ができそうにないのでこのページを読んでくださってたら嬉しいな。

私にとって仕事とは、何より自身を育ててくれるもののような気がします。

最近読んだ本に、アラスカ鉄道について書いてありました。

アラスカ鉄道は世界で唯一「フラッグストップ」ができる鉄道です。

「フラッグストップ」とは、どこからでも乗ることができてどこでも降りることができるということ。(たとえ山奥でも!)

一日一便、とてもゆっくりなその鉄道に、私はこれから先の自分の在り方を見出したように思いました。

 

いつもご利用いただいている全てのお客さま。

みなさんがいてくれるからこそ、ここが在り、無事に1周年を迎えることができました。

改めて感謝の気持ちを送ります。

 

 

今回1周年のノベルティーにとtoiroさんが作って下さったテトラ型のサシェが風にゆらゆら揺れながらお客さまを迎えました。

 

 

「小さなおたんじょう会」にお力添えを頂いたtoiroさんアールドットさんito_neさんおひさまのいちご園さんありがとうございました。

急なお願いにも関わらず快くお土産品をご用意下さったマーシーズコーヒーさんもありがとうございました。

みなさんのご協力なしでは、こんな和やかな時間は生まれませんでした。

併せて感謝の気持ちを送ります。

Instagramで写真を掲載しています。