小さなシルエットができました
新築棟小屋「小さな美容室」は、先日 大工さん達の工事が終わり、次の工程へと進みました。
2月27日の上棟式から先日まで現場に足を運んでは、大工さんの手によって少しずつ形になっていくのを見ていました。
どの工程も、その都度美しさを放っていて、「この光景をいつまでも記憶に留めておきたい。」そう思いながら過ごした日々でした。
昔まだアシスタントだった時代、ある先輩が話してくれたことがあります。
「仕事場に神さまがいるんだよ。誰も見ていないと思う仕事もちゃんと見てくれていて、いつか必ず実を結ぶ時が来るから。」
それからというもの、私はなんとなくその<見えない存在>に見守られているように感じながら仕事をしてきました。
「小さな美容室」は今、なんとも言えない穏やかで凛とした空気に満ちています。
もうすでに何かが宿り始めているかのようです。
隅々まで気持ちの行き届いた丁寧な手仕事なくして、この空気を醸し出すことはできません。
平塚工務店の皆さんありがとうございました。
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